放置は危険!不妊の原因となる2大性病:クラミジア, 淋菌(淋病)

クラミジアと淋菌(淋病)、これは日本における感染者数トップ1・2の性病です。性病に詳しくなくても、何となく聞いたことがある…、そんな方も少なくないでしょう。この2つの性病、どちらもポピュラーで治療もしやすいから、割と軽く扱われがちなんですが、実は隠れた大きなリスクがあります。

それは「不妊」です。

クラミジアと淋菌には、不妊という重大なリスクがあるのです。

もちろん早期に適切な治療を行えば、そんな大事にはならないのですが。治療せず、長く放置してしまうと、【子どもを産めない身体】になってしまうかもしれません。自分がちょっと苦しむだけなら、まだいいとして…。未来の子どもにまで、影響を及ぼしたくはないですよね?だったら、自覚症状がない・軽いからといって、軽くみてはならないのです。ちゃんと治療をしないと、いけないのです。

という訳で、今回はクラミジアと淋菌に潜む不妊リスクについて、まとめてみようと思います。

 

1. クラミジアと淋菌(淋病)に潜む不妊のリスク

クラミジアと淋菌、それぞれ別の性病ですが、不妊になるメカニズムやプロセスはだいたい一緒です。女性の場合、すごく簡単に言うとこういうことです。

① 子宮のなかに炎症が起こる
  ↓
② 炎症によって、精子の通り道が塞がる
  ↓
③ 不妊になる

簡単でしょ?女性のクラミジア・淋菌感染は身体の奥で炎症を起こします。具体的には、子宮頸管から子宮内膜、卵管へというように、(菌が)膣から子宮の奥へ奥へと、どんどん入り込んでくる訳ですね。それで、菌が侵入したところには炎症が起こります。そして、炎症がひどくなると、臓器や組織どうしがくっ付いてしまう癒着が起こります。すると、どうなるでしょう…?

精子の通り道が狭くなってしまうのです!
ひどいと、全部塞がってしまうのです!

そうなると、当然不妊の原因になる訳でして…。特に卵管周囲に癒着が起こると、卵管自体が変形・閉塞してしまったり、卵管采(※)が機能しなくなってしまいます。すると、

  • 精子と卵子が卵管内をスムーズに進めなくなる
  • 卵巣から排出された卵子を、卵管内に取り込めなくなる「ピックアップ障害」が起こる

ので、精子と卵子がうまく出会えなく(受精できなく)なって、もろに不妊になってしまいます。しかも、一度卵管が塞がってしまうと、それをもとに戻すのはなかなか難しいです。場合によっては、妊娠できなくなってしまうこともあります。

※卵管先端のイソギンチャクのような形状の部分。卵巣から排出された卵子をキャッチして、卵管へと送る。

<不妊の原因となる炎症>

ここで、不妊の原因となる炎症について、軽く触れておきましょう。

① 子宮頸管炎

子宮頸管という、子宮の入り口部分に生じる炎症。精子が通りにくくなり、不妊に原因になる。

[主な症状]

・オリモノの増加や下腹部の痛み
・不正出血や性交時の痛み

② 子宮内膜炎

子宮の内側の膜に生じる炎症で、精子が通りにくくなり、不妊に原因になる。

[主な症状]

・微熱
・下腹部の痛み
・不正出血

③ 子宮付属器炎(卵管炎、卵巣炎など)

卵管や卵巣など、子宮付属器に生じる炎症。不妊の大きな原因になる。特に卵管が閉塞してしまうと、回復させるのは困難である。

[主な症状]

・発熱
・オリモノの増加や下腹部の痛み
・不正出血や性交時の痛み

④ 骨盤内炎症性疾患

症状が進行して、子宮や卵管、卵巣、腹膜など広範囲に炎症が広がっている。発熱や痛みが伴い、不妊や子宮外妊娠(卵管妊娠)の原因となる。

[主な症状]

・発熱
・オリモノの増加や下腹部の痛み
・不正出血や性交時の痛み

⑤ 精巣上体炎(男性)

精巣上体に生じる炎症。精子の通り道が塞がり、無精子症となってしまうことも。

[主な症状]
・陰嚢の腫れや痛み、しこり
・発熱、悪寒

 

2. クラミジア・淋菌(淋病)感染に伴う、子宮外妊娠(卵管妊娠)のリスク

クラミジア・淋菌(淋病)感染のリスクは、不妊だけではありません。あまり聞き慣れないかもしれませんが、「子宮外妊娠(卵管妊娠)」というリスクもあります。子宮外妊娠というのは、その名の通り子宮の外で妊娠してしまう病気で、多くの場合は卵管に妊娠します。

もともと卵管には、受精卵を子宮へと運ぶはたらきがあります。しかし、(クラミジア・淋菌感染によって)卵管に炎症や癒着があると、受精卵をうまく運ぶことができなくなります。その結果、子宮内膜で着床するはずの受精卵が、卵管内で着床してしまうことがあるのです。当然ながら、卵管のなかはものすごく狭いですし、そこで赤ちゃんが育ったら大変なことになります。最初は特に症状がなくても、妊娠6週目ごろ以降から、急に出血量や痛みがひどくなります。そして、もし卵管が耐えきれず破裂してしまったら、大量出血によって生命を落とす危険性があります。子宮外妊娠は、生命に関わる重大な事態なのです。

 

3. クラミジアと淋菌(淋病)の母子感染リスク

あと1つ。女性のクラミジア・淋菌感染には、母子感染のリスクもあります。つまり、お腹のなかの赤ちゃんにも、うつってしまう可能性があるのです。

もし、クラミジアや淋菌が子宮頸管に感染していると、分娩時に産道を通る胎児も感染してしまうことがあります。そして、感染した赤ちゃんが結膜炎や肺炎に引き起こしてしまうことがあります。別に、自分だけならともかくとして…。大事な赤ちゃんまで、性病で苦しめる訳にはいきませんよね?だったら、ちゃんと検査をしておいた方がいいです。

以上のように、女性のクラミジア・淋菌感染は油断できないものであることが分かります。やはり、ちゃんと検査をして、早期発見・早期治療につとめることが大切といえます。

 

4. クラミジア・淋菌(淋病)感染による男性不妊のリスク

クラミジア・淋菌感染による不妊のリスクは、女性だけのものではありません。男性にもあります。男性の場合で、不妊になるメカニズムやプロセスは、すごく簡単に言うとこういうことです。

① 前立腺や精巣に炎症が起こる
  ↓
② 炎症によって精子がつくられなくなる(無精子症になる)
  ↓
③ 不妊になる

まぁ、女性とそんなに変わらないような気もしますね。男性のクラミジア・淋菌感染も、身体の奥で炎症を起こします。クラミジアや淋菌が、尿道から前立腺や精巣まで達すると、前立腺炎や精巣上体炎を引き起こします。すると、精子がつくられなくなり、「無精子症」による男性不妊になります。女性ほどのリスクはないといえど、安心はできないのです。

という訳で、男性もちゃんと検査をして、早期発見・早期治療につとめることが大切なのです。

 

5. おわりに:不妊のリスクは一生もの、ちゃんと検査をしよう!

クラミジアと淋菌(淋病)は、そのポピュラーさ、治療のしやすさから、割と軽く扱われがちです。確かに、HIVのような生命の危機はそうないのですが、それでも重大なリスクがあることを忘れてはなりません。今回取り上げた【不妊のリスク】は、あなたの健康や人生に一生ついて回ります。もちろん、将来の赤ちゃんや大切なパートナーにも、少なからず影響を及ぼすことになります。その点を踏まえて、放置してていいの?という話です。

性病の有無は、検査してみないことには絶対に分かりません。逆にいえば、検査してみればすぐに分かります。そして、現代の医療ではそんなに苦難なく、治療ができるのです。そう考えれば、さっさと検査してシロクロ付けた方がいいですよね?絶対、その方がいいです。

 

◯ とりあえず検査したいなら、自宅で検査できる郵送性病検査キットがおすすめ!

という訳で、とりあえず検査だけでもしたい…。そんなあなたにおすすめしたいのが、郵送でできる「性病検査キット」です。この方法であれば、わざわざ面倒くさい病院へ行かずとも、気軽に検査を受けることができます。えっ、そんなことできるの?って。それができるんですよー。検査の流れをザッと説明すると、大体こんな感じ…。

・Amazonのようにネットで買う
  ↓
・検査キットが家に届く
  ↓
・説明書を見ながら、自分で検体を採取する(難しくないよ!)
  ↓
・業者に検体を送り返す
  ↓
・検査結果が届く(大体、ネット上で見られる)

どうです、簡単でしょ?簡単なんです。それに、【病院へ行かなくていい】のはもちろんですが。性病検査キットには、ほかにもいろんなメリットがあります。

 

・何よりもラク!

性病検査キットのメリットは何よりもラク、ということです。感覚としては、ネット通販の延長線上のサービスです。だって、買うときはAmazonのように「ポチ」、翌日あたりに自宅に「ピンポーン」、検査結果もWeb上でパスワードを入れて確認、ですからね。ラクです。病院へ行くより遥かにラクです。少なくとも、普段からネット通販をやっている方には楽勝です。

・検査費用が病院より安い!

性病検査キットでは、病院のように余計な初診料や再診料がかからないため、検査費用を安く抑えることができます(もちろん、ケースバイケースですが)。また、ネットでの購入後、追加費用は一切かからないので、その点でも分かりやすく安心感があります。性病検査キットは、全体的にコスパがよく安心度が高いのです。

・検査結果が病院より早く分かる!

性病検査キット各社は、自社に検査ラボを持っていることが多いです。そのため業者にもよりますが、病院よりもスピーディーに検査してくれます。注文から検査結果通知まで、早ければだいたい3~4日くらい。無駄にせっかちな私たちにとっては、ありがたいことです(ここで病院だと、フツーに「では、1週間後にまた来てください」ですからね)。

・誰にも知られず、こっそり検査できる

性病検査キットは家でこっそり検査できるので、家族やパートナーにばれるリスクが小さいです。保険証を使わないので受診履歴も残りませんし、検査結果もWeb上でこっそり通知されます(もちろん、パスワードロック付き)。もちろん、医者に陰部を凝視されたり、性交渉の内容を説明する必要もありません。

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◯ 特に、GMEの性病検査キットがおすすめ!

このように、性病検査キットにはさまざまなメリットがあるのですが。そのなかでも、特におすすめなのが「GME医学検査研究所」の性病検査キットです。GMEは業界最安値水準、業界最速水準の検査キット業者で、検査の品質にも定評があります。皆さんも、安くて早くて安心な、GMEの性病検査キットを利用してみてはいかがでしょうか?性病は早期発見・早期治療が何よりも大切。少しでも不安に思ったら、まずは検査してみることです。

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