性病予防の方法といえば、そう、コンドーム。性病予防にはコンドームが有効、というのはもはや常識になっています。皆さんも、とりあえず着けとけ、くらいの雑な知識はお持ちのことでしょう。
確かに、コンドームの着用によって、性病の感染リスクは大きく下がります。
しかーし!コンドームというのは決して万能ではありません。一部の性病や感染経路によっては、感染を防げないものもあります。また、プレイ内容によっては、コンドームを使えない・使いにくいものもあります。そのため、コンドームがあるからといって、100%安心はできないのです。
という訳で、今回は
(1) 感染経路
(2) 感染部位
(3) プレイ内容
(4) 性病(の種類)
の4つの観点から【コンドーム着用の有効性】を検討してみました。
有能だけど無敵ではない、そんなコンドームの特性をご理解いただければ、と思います。
(1) 感染経路からみるコンドーム着用の有効性
まずは、感染経路からコンドーム着用の有効性を検討します。性病の感染経路には、主に次の3つがあります。ほかにもいくつかありますが、割合としてはほとんどがこの3つです。
・血液感染:血液を通じて感染する。病原体を含んだ血液が、身体の傷や粘膜に接触することで感染する。
・粘膜感染:粘膜を通じて感染する。感染者の粘膜と、自分の粘膜とが接触することで感染する。
・接触感染:皮膚等の接触を通じて感染する。(血液や体液を介さずとも)感染者の皮膚等に触れるだけで感染する。特に、潰瘍や水ぶくれ、発疹等の病変部には注意。ときに、タオルや下着を通じて感染する、間接感染もある。
コンドーム着用によって、血液感染、粘膜感染の大半は防ぐことができますが、接触感染は防ぐことができません。例えば、ケジラミは陰毛が触れただけで簡単にうつりますので、コンドームを着けたところで何の意味も持ちません。
・コンドームでは防ぎきれない性病例:ケジラミ、トリコモナス、梅毒
これらの病気では、コンドームを着用しても完全には防げない。
(2) 感染部位からみるコンドーム着用の有効性
次に、感染部位(感染源)からコンドーム着用の有効性を検討します。基本的に、性病の感染源が女性の膣内、男性の陰茎内(尿道)にある場合は、コンドームの着用によって感染を防ぐことができます。
しかし、感染源がそれ以外の場所(例えば、肛門や性器周辺部など)にあると、コンドームの着用しても感染を防げないのです。
・コンドームでは感染を防ぎきれない場所
例)肛門、陰毛、その他皮膚病変部、外陰部(女性)、陰茎周辺部(男性)
これらの部位では、コンドームを着用しても感染を防げない。
(3) プレイ内容からみるコンドーム着用の有効性
さらに、プレイ内容からコンドーム着用の有効性を検討します。セックスにおけるコンドーム着用は、性病予防に有効です。しかし…、セックスというものは多様で、通り一遍の膣性交だけではありません。プレイ内容によっては、性病の感染リスクは大きく変わってきます。と同時に、コンドーム着用の有効性も大きく変わってきます。
まず、気を付けていただきたいのがオーラルセックス(フェラチオ、ディープキスなど)です。性病の多くはオーラルセックスでも感染します。
特に、フェラチオは生ですることが多く、意外と危険です。【生フェラは危ない!】ということは、ちゃんと覚えておきましょう(覚えろ!)。しかし、膣性交と同様に、コンドーム着用(ゴムフェラ)によってリスクを大きく減らせるのも、また事実です。フェラの際は、必ずゴムを着けましょう。とはいえ、同じオーラスセックスでも、ディープキスやクンニ、アナル舐めはコンドームを使いにくい行為で、感染を防ぎにくいです。
そのほか、スマタ(素股)も意外とリスクがあります。スマタはたとえ挿入しなくても、お互いの性器・粘膜が接触する行為であることには変わりません。そのため膣性交と同じく、粘膜接触する性病にはフツーにかかります。スマタも生ですることが多く、意外と危険です。とはいえ、コンドーム着用は有効です(えっ、やりにくい?)。
もしアナルセックスをするなら、さらに注意が必要です。アナルセックスは数あるプレイのなかでも、最も感染リスクの高い行為です。特にHIVや梅毒など、血液感染する性病のリスクが増大します(膣に比べ、腸や肛門は傷つきやすく、出血しやすい)。
とはいえ、アナルセックスもコンドーム着用によって、大きくリスクを減らせるのは確かです(ケジラミなど、接触感染は防げませんが)。一方、アナル舐めはコンドームを使いにくい分、感染を防ぎにくいといえます。
【ここがポイント!】
① コンドーム着用によって性病リスクは大きく下がる(が、なくなる訳ではない)。
② オーラスセックスやアナルセックスなど、膣性交以外にも性病リスクの高いプレイは多くある。
③ 膣性交と同様、フェラチオやアナルセックスでも、コンドーム着用によってリスクを大きく減らせる。
④ ディープキスやクンニ、アナル舐め、スマタなど、コンドームを使えない・使いにくいプレイでは感染を防げないこともある。
(4) 主要性病別コンドーム着用の有効性
最後に、主要性病別にコンドーム着用の有効性を検討します。
・性器クラミジア感染症
基本的には、コンドーム着用が有効。しかし、オーラルセックスでも感染のおそれがある。フェラの際もコンドームの着用を。
・咽頭クラミジア
フェラチオ等のオーラルセックスで感染する可能性が高い。やはり、フェラの際もコンドームの着用を。ただし、ディープキスやクンニなど、コンドームでは防ぎにくいプレイも。
・性器淋菌感染症(淋病)
基本的には、コンドーム着用が有効。オーラルセックスでの感染が多いので、フェラの際はコンドーム着用を。
・咽頭淋菌(淋病)
主にオーラルセックスによって感染する。やはり、フェラの際はコンドーム着用のこと。ただし、ディープキスやクンニなど、コンドームでは防ぎにくいプレイも。
・HIV感染症/エイズ(AIDS)
コンドームの着用が極めて有効。出血しやすく、感染リスクの高いアナルセックスの際は、特にコンドーム着用が求められる。治らない恐ろしい病ではあるが、コンドーム着用によって大幅にリスクを軽減できることをお忘れなく。フェラチオやアナル舐めでも、わずかに感染リスクはあるが、確率としてはかなり低い。
・梅毒
基本的には、コンドーム着用が有効。また、オーラルセックスやアナルセックスの際にも感染するので、その際にもコンドーム着用の徹底を。ただし、梅毒性の丘疹や扁平コンジローマに触れるだけで感染するケース(=接触感染)もあり、コンドームだけでは防ぎきれない。
・性器カンジダ症
基本的には、常在菌であるカンジダ菌が炎症を炎症を起こす病気であり、性病ではない。男性で感染することは少ないが、コンドーム着用は予防としては有効。
・膣トリコモナス症
基本的には、コンドーム着用が有効。ただし、性交渉以外にも、タオルや下着、浴槽などを通じて感染することもある(確率としてはまれ)。とはいえ、男性の場合はコンドーム着用でほぼ100%防げる。
・性器・口唇ヘルペス
感染経路が多く、ほとんどの性行為で感染の可能性がある。オーラルセックスやアナルセックスでも、コンドーム着用を徹底すること。しかし、ディープキスやクンニ、スマタなど、プレイ内容によっては感染を防ぎにくいことも(コンドームを使えない・使いにくいプレイ)。また、感染者の病変部(潰瘍や水ぶくれ)に触れるだけで感染するケースも。そのほか、浴槽や便座、タオルを通じて感染するケースもあり、コンドームだけではとても防ぎきれない。とはいえ、コンドームを着けた方が遥かにマシなのは確か。
・尖圭コンジローマ
基本的には、コンドーム着用が有効。オーラルセックスやアナルセックスでも、コンドームの着用を。ただし、感染部位が性器以外にある場合は、コンドームだけでは防ぎきれない。
・A型肝炎
主な感染経路は水や食べ物だが、アナルセックスで感染することもある。アナルセックスの際はコンドームの着用を。アナル舐めでの感染は、コンドームでは防ぎにくい。
・B型肝炎
コンドームの着用が極めて有効。血液感染する性病なので、出血しやすいアナルセックスでは必ず着用のこと。
・C型肝炎
B型肝炎と同様、コンドームの着用が極めて有効。膣性交はもちろん、肛門性交(アナルセックス)の際もコンドーム着用のこと。
・赤痢アメーバ症
主に食べ物から感染するが、性行為中、糞便が口に入ることによっても感染する。具体的には、アナル舐めやアナルセックス後のフェラチオなどに感染のリスクがある。アナル舐めでの感染は、コンドームでは防ぎにくい。
・ケジラミ症
主に性行為の際、陰毛が接触することによって感染する。ただ陰毛に触れただけで感染(=接触感染)するので、コンドームでは感染を防げない。また、毛布やタオルを介して感染することもあり、こちらもコンドームの効果はない。
【ここがポイント!】
① 多くの性病で、コンドームの着用が感染予防に有効。コンドームを着けるだけで、感染リスクは大きく下がる(が、なくなる訳ではない)。
② しかし、ヘルペスや尖圭コンジローマ、梅毒、赤痢アメーバ症、ケジラミなど、コンドーム着用では防ぎきれない性病もある(ケジラミにいたっては、コンドームの効果なし)。
③また、ディープキスやクンニ、アナル舐め、スマタなど、コンドームを使えない・使いにくいプレイでは感染を防げないこともある。
◯ コンドームは万能ではない、不安なら検査を!
ここまで、長々と書いてきました。確かに、コンドームの着用は性病予防に効果があります。コンドームを着けるだけで、大幅に感染のリスクは下がるのです。しかしながら…。リスクは、ゼロに近づくだけで決してゼロにはならない、というのもまた事実です。性病によっては、感染ルートによっては、コンドームを使っても防ぎきれないことがあるのです。コンドームは万能ではない…、そのことだけは頭に入れておいてください。
自分はコンドームを着けていたから安心…ではなく、実際の症状や行為(プレイ内容)から判断しましょう。
・何か、身体に不調や違和感はありませんか?
・フェラのとき、コンドームを着けましたか?
・お相手の性器周辺にイボや赤み・ただれはありませんでしたか?
・アナルをペロペロ舐めたりしませんでしたか?
あれ?何か心当たりが…という皆さんは要注意です。ひょっとすると、ひょっとするかもしれません。という訳で…。少しでも「怪しい」と思ったら、ちゃんと検査をしましょう。それしか安心する方法はないです。
とはいえ、何だか腰が重いですよね。「病院へ行く」って、けっこう心の準備がいるというか。意思決定にそれなりのコストがかかりますよね。分かります、分かります。
そんな方には、GMEの性病検査キットがおすすめ!
で、そんな方でおすすめしたいのが、ネットで買えて自宅で検査ができる「郵送性病検査キット」です。この方法なら、腰の重い病院へ行かずとも性病検査ができるのです(さすがに、治療は無理ですが)。検査の流れはというと、ざっとこんな感じ…。
・Amazonのようにネットで買う
↓
・検査キットが家に届く
↓
・説明書を見ながら、自分で検体を採取する(難しくないよ!)
↓
・業者に検体を送り返す
↓
・検査結果が届く(大体、ネット上で見られる)
どうです、簡単でしょ?"検体を採取する”といっても、ちょっとコップに尿をに入れたり、注射器的なもので血液を抜いたりするだけ(しかも、分かりやすい説明書付き)。全然難しくありません!
では、そのなかでも当サイトオススメの「GME医学検査研究所」の性病検査キットをご紹介しましょう。
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GME医学検査研究所のおすすめポイントはココ!
1. 検査費用が業界最安値水準
GMEの性病検査キットは安いです。業界のなかでも非常に安いです。特に「ローコストパッケージ版」は他社の追随を許さない価格設定です。その名の通り簡易包装ですが、検査の内容や精度はまったくもって変わりません。ローコストパッケージなら、ほぼほぼGMEが業界最安値です。
※ローコストパッケージ版と通常パッケージ版との違い
ローコストパッケージでは、通常パッケージとは違い、検査に失敗したときの検査キットの再送に料金が発生します(1項目1,080円)。とはいえ、ちゃんと丁寧な説明書が付いてきますし、HPにも検体採取の動画がありますので、失敗することはまずないです。私のような超絶不器用な人でも、ちゃーんとできるようになっています。ただ、どうしても不安であれば、初回だけ通常パッケージを買うのもよいかと思います。
2. 検査スピードが業界最速水準
GMEの性病検査キットは検査のスピードも速いです。注文から検査結果の開示まで、早ければ3~4日程度です。この速さは業界最速水準です。まぁ、1日や2日で症状が変わるとか、人生が変わるとか、そんなことはないのですが。1日でも早く、結果を知りたい!知りたい、知りたい!という私たちにとっては、非常にありがたいことです。
・365日年中無休で営業
GME医学検査研究所は、ななな何と!365日年中無休で検査を実施しています。正月だろうが、GWだろうが関係なくやっています。こんなところは、日本中探してもおそらくGMEだけです(すげぇ)。という訳で、年末年始やGWにハメを外しても大丈夫ですね(やめましょう)。
・毎日17時までの注文&支払いなら、検査キット即日配送
GME医学検査研究所では、当日17時までに注文と支払いを完了させれば、その日のうちに検査キットを発送してくれます。これは土日祝日含めて、です。GMEは、いち早く検査結果を知りたい!という私たちのニーズに懸命に応えています。
3. 自社研究所による高品質な検査
GME医学検査研究所は、国の認可を受けた「登録衛生検査所」(いわば、国のお墨付き)であり、施設や検査体制の水準も非常に高いです。また、群馬大学との共同研究開発、最新分析機器の導入などによって、日々検査品質の向上に取り組んでいます。そのため、検査結果の信頼性もバツグン…!郵送だからって、あなどるなかれ。
4. 提携医療機関の全国ネットワーク
性病検査キットでは、検査はできても治療はできません。もし検査で陽性だった場合、治療のできる病院を探す必要があります。が、しかーし!GME医学検査研究所では、検査が陽性だったとしても、速やかに治療に移行することができるよう、手厚いサポート体制を築いています。
それはどういうことか、というと。全国に広がる【提携医療機関のネットワーク】です。GMEには、全国47都道府県に約500以上の提携医療機関があります(HP非掲載の機関も含めれば、もっとあります)。その提携医療機関では、GMEの検査結果をそのまま持って行けば、再検査なしでそのまま治療を受けることができます。そのため、治療にかかる時間も費用も、最低限に抑えることができるのです。つまり、非常に効率がいい…。多忙な現代人には、めっちゃありがたいですよね?
という訳で。皆さんも、GMEの性病検査キットをぜひ使ってみてください。
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