アナルセックスで感染⁉ 直腸肛門クラミジア・淋菌の危険性

クラミジア淋菌(淋病)、日本における感染者数トップ1・2の性病ですね。で、この2つの性病…。性器だけでなく、喉(のど)にも感染することで有名ですが。実は最近、ほかのある部位に感染する方が多いんです。それは…。
肛門、つまりアナルです。
クラミジアや淋菌は肛門(アナル)にもうつるんです!今回はそういう話をしていきます。

1. 多様なセクシャリティとセックス, 性病との関係性

さて、皆さんは「LGB-T」という言葉をご存知でしょうか?LGB-Tというのは、

  • Lesbian:レズビアン/女性同性愛者
  • Gay:ゲイ/男性同性愛者
  • Bisexual:バイセクシュアル/両性愛者
  • Transgender:トランスジェンダー/性別越境者

の頭文字をとったもので、セクシャル・マイノリティ(性的少数者)を示す用語の1つです。皆さんも、何となく聞いたことくらいはあるのではないでしょうか?あるいは、我こそが当事者だ!という方もいるかもしれません。

それで、世間にも多様なセクシャリティ、性的嗜好が認知されるようになってきた訳ですが。そのなかには、ゲイやバイの男性もいる訳ですね。いる訳です。で、この方たちのセックスはちょっと特徴的でして…。

そう、アナルを使います。アナルを使うのです。つまりは、アナルセックス(肛門性交)ですね。数ある性行為のなかでも、アナルセックスは群を抜いて性病リスクの高い行為です。それはなぜかというと…、ザッと思いつくだけで次の3点が挙げられます。

① アナルは出血しやすい!
直腸や肛門は(膣に比べて)粘膜が傷つきやすく、出血しやすいです。出血しやすいということは、その分HIVや梅毒、各種肝炎など血液感染する性病のリスクが跳ね上がってしまいます。もちろん、コンドームの着用である程度予防できるとはいえ、100%ということはないです。

② コンドームなしのセックスが多い!
アナルセックスは妊娠の心配がないためか、ナマですることが少なくありません。その上、複数人でヤることも少なくありません(ハッテン場とか)。ただコレ…、ものすごく危険です。膣性交にせよ、肛門性交にせよ、コンドームなしのセックスはあらゆる性病のリスクを引き受けるということです。つまり丸腰状態ということです。

③  そもそもアナルは不衛生!
当たり前のことですが。そもそもアナル(直腸や肛門)は、大腸菌やら雑菌やらが死ぬほどいますので。ウヨウヨしていますので。雑菌性の尿道炎はもちろん、その他性感染症のリスクも、ほかの性行為に比べて非常に高くなります。

はい。といったところで、アナルセックスは何かとリスクが高いのです。実際、アナルセックスは近年のHIV・梅毒拡大の一因にもなっています。それは、データにも裏付けされていて…。なな何と!日本における新規HIV感染者の約7割は、男性の同性間の性的接触による感染(*1)だとか。近年急増中の梅毒感染にいたっては、男性同士の性的接触による感染が2006年~2018年の13年間で約15倍に増加している(*2)とか。これは見過ごせないリスクですよね。

*1 出典:エイズ動向委員会(2017年報告)
*2 出典:国立感染研究所

とはいえ、HIVや梅毒は結果が重大ということもあって、皆さん割と検査されるんですよね。それに感染部位に関係なく、血液検査すれば(結果が)出てきますし…。

2. クラミジア・淋菌(淋病)はアナルにも感染する!性器, 喉だけじゃない!

しかーし!ここで盲点となるのがクラミジアと淋菌(淋病)。冒頭でも触れましたが、こいつらもアナルに感染するんです。アナルに感染するんです…。つまりは、
・直腸肛門クラミジア
・直腸肛門淋菌(淋病)
ですね。あまり聞き慣れないと思いますが、そういうものが確実にあります。ところが。直腸肛門クラミジア・淋菌は、
・そもそも、アナルに感染することが知られていない
・感染しても、自覚症状がほとんど出ない
・検査が保険適用にならない
といったことから、非常に見逃されやすいのです。見逃されます。しかも、こいつら。やっかいなことに性器なら性器、喉なら喉、アナルならアナルとそれぞれ部位ごとに検査しないと結果が出ません(逆に、HIVや梅毒は感染部位に関係なく、血液検査すればマルっと結果が出てきます)。アナルも検査しないと、結果が出ないんじゃーーー!という訳で。これが、ゲイ・バイの間でバリバリ流行っていると…(ほかも、いろいろ流行ってますが)。

◯ アナルを使うなら, アナルも検査しろ!って話

はい、そんな訳で。ゲイ・バイ男性には、ゲイ・バイ男性のセクシャルヘルス対策が必要なんです。必須なんです。まぁ、簡単にいうと…。
アナルを使うからには、アナルも検査しましょう、
という話ですね。簡単でしょ?理屈としては。ところがですねぇ…。これができていない方が多いんです。で、そんな現状に一石を投じたのが…と言いたいところですが、ちょっと待ったぁ!まだ、アイテム紹介の時間じゃなーい!

3. ゲイ・バイ男性以外にも拡がる, アナルへのクラミジア・淋菌(淋病)感染

それはなぜかというと…、ですね。最近はゲイ・バイ男性以外の方にも、感染する方が多くいるからです。多くみられるからです。その理由はというと…、心当たりのある方はありますよね?そうです、アナルプレイです。アナルを使ったプレイをやっているからです。

プレイの多様化というか、近年は風俗店でもアナルを使ったプレイが盛んになっています。割とどこのお店でも、アナル舐めくらいはしますし。アナルセックスも、オプションなどで付いてくるお店は少なくないです。なかには「ニューハーフヘルス」という、アナルセックスメインの業態もあったりします(何せニューハーフですから。当然お尻を使うよね!って…)。あと、ゲイの皆さんは「売り専」とかも…。まぁ、いろいろ危険なんですが。アナルセックスは(風営法に抵触しない)本番行為の代替として需要があって、ですね。けっこう人気なんですよー。まぁ皆さんにとっては、それだけ楽しみが増えたということですが。その分、(性病感染の)リスクも増えていますので。その点は理解しておいた方がいいと思います。ちなみに…。アナルを舐めたり・舐められたりだけでも、十分に感染リスクはありますからね。粘膜の接触さえあれば、クラミジア・淋菌は十分に感染し得ます。うつり得ます。

◯ 特に症状なし…, でも放置してていいの?

ただ、そうは言っても特に症状はないし…、という方もいるかもしれません。確かに咽頭クラミジア・淋菌って、ほとんど症状が出ないんですよね。少なくとも生活に支障のあるような症状って、まず出ないんですよね。出ない。ただ、ですね。ほかの人にうつしてしまう可能性は十分にあります。また、それだけリスクの高い行為をしているのですから。HIVや梅毒など、もっと重大な性病にかかっている可能性も十分にあります。それでも放っておいていいの?という話でして…。

 

4. アナルのクラミジア・淋菌(淋病)検査なら, GMEの性病検査キットがおすすめ!

言い訳ないだろ!なんですが。現状、ロクな対策が取られていない…。そんな現状に一石を投じたのが、GME医学検査研究所の「ゲイ・バイ向け」性病検査キットです(もちろん、ゲイ・バイ以外の方もお使いになれます)。GMEなら、性器やのどのクラミジア・淋菌はもちろんのこと、アナルのクラミジア・淋菌も検査できるんです!

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【GMEの直腸肛門クラミジア・淋菌検査】性感染症で最も多いクラミジアと淋菌。 症状の出にくい直腸肛門の検査が出来ます。

・直腸肛門2項目:6,900円
・HIV+梅毒+直腸肛門2項目:9,370円
・主要6項目+のど2項目+直腸肛門2項目:18,110円
(価格は事前の告知なく、変更される場合があります)

ゲイ・バイの方に限らず、お尻で楽しまれた方はちゃんと検査をしましょう。ひとまず、「直腸肛門2項目」(直腸肛門クラミジア、直腸肛門淋菌)で6,900円。ただ、お尻で楽しまれた方は、ほかの性病もいろいろ危険だと思いますので…(アナルセックスは、あらゆる性病に感染のおそれあり)。やはり、おすすめは「主要6項目+のど2項目+直腸肛門2項目」のフルセット18,110円ですね。ちょっと費用はかかりますが。思い切って、まとめて検査をして、安心を得るのも悪くはないと思います。アナルプレイをした、特にナマでやっちゃった…なんて方は、検査することを強くお奨めします。ちなみに。直腸肛門クラミジア・淋菌の感染リスクは、感覚としてはこんな感じ…。

【コンドーム等非着用】
・アナルセックス ★★★★★
・アナル舐め   ★★★★☆
・アナル舐められ ★★☆☆☆

【コンドーム等着用】
・アナルセックス ★★☆☆☆
・アナル舐め   ★☆☆☆☆
・アナル舐められ ★☆☆☆☆

※コンドーム等:一般的なコンドームのほか、デンタルダム、トリップスキンなど。

ナマのアナル…、ものすごーく危険です。やっちゃった人は、ちゃんと検査をしましょう。自分のためにも、大切な人のためにも…。

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