性病検査を2人で受けるべき理由|無症状にピンポン感染の恐怖

性病検査は2人で受けろ!
パートナーと受けろ!

もちろん、自分が検査するのが大事ですが。大切な人を忘れてはいませんか?性病は、よくも悪くも相手がいてこそ、です。2人で行為に及んだ以上は、もう1人にも感染のおそれがあります。

もちろん、性病や性病検査の話って。あまり口にしやすいものではないと思います。人によっては、パートナーに(性病を)告げるのが恥ずかしい、気まずい、いろいろあるでしょう。

しかーし!
だからといって、放っておいていいものではありません!

何せ、大切な人の健康や人生にモロに関わりますからね。ただ、黙っている訳にはいかないですよね。

それに、もしパートナーが感染していたら…?また自分にも感染しますよ。それって、すごくバカみたいじゃないですか。ましてや、こんなバカみたいなことで2人の仲が壊れるなんて…。目も当てられないじゃないですか。

という訳で、今回は【性病検査を2人で受けるべき理由】について、詳しく解説しようと思います。これを読めば、1人でこっそり受けよう…、とはならないはず。ではでは、はじめましょうか。

 

1. 性病は性感染症、すぐにうつる!|クラミジア「ピンポン感染」のおそろしさ

性病は性“感染”症です。“感染”症ですから、すぐにうつります。そのため、パートナーの片一方だけでも感染していると、もう一方にも簡単に感染してしまうのです。

皆さんは「ピンポン感染」という言葉をご存知でしょうか?ピンポン感染というのは、その名の通り、ピンポン(卓球)でボールが行ったり来たりように、性病が自分と相手の間を行ったり来たりする、つまりは感染を繰り返す状態のことです。

これは特に、感染しても自覚症状に乏しい、クラミジアによくある現象です。

ほら性病って…、なかなか打ち明けにくいじゃないですか。だから、(パートナーに告げず)1人こっそり病院へ行って、こっそり治療する人が多いんですよね。こっそりと…。まぁ、お気持ち自体は分からなくもないですが。

ただ、もしパートナーも感染していたら?すでに感染していたら…?また、うつってしまいますよね。困ったことに。それで、うつして・うつされ…(再発)を繰り返すなんて、バカバカしくないですか?バカバカしいですよね。えぇ、バカバカしいですよ。ただねぇ、それがあるんですよねー、結構あるんですよねー。自分でも、こんなバカみたいな図、作りたくなかったよ(下図)。

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図 クラミジア「ピンポン感染」のプロセス

こんな感じで、いつまでも抜けられないクラミジア地獄。これじゃあ、何のために治療したんだよ、という話でして…。だ・か・ら、性病は2人一緒に検査しましょう、という訳ですね。特にクラミジアの場合、

  • 自覚症状に乏しい → 感染に気付かない
  • 自覚症状があっても軽い → 放置しがち
  • 再発率が高い → 感染を繰り返しやすい

という事情もあって、ピンポン感染しやすいです。無益なラリー(性病のうつしあい)が続きやすいです。そんな訳で。2人にリスクがあるからには、2人一緒に検査することを強くお奨めします。

 

2. クラミジアは「のど」の方にも要注意!|まだあった、ピンポン感染のリスク

ちなみに、クラミジアといえば「のど」にも感染することで有名ですね。いわゆる咽頭クラミジア(のどクラミジア)です。こちらの方も自覚症状に乏しく、ピンポン感染しやすいので注意が必要です。検査の際は性器ものども、両方やりましょう。ていうか、やれ。本当にこれ…、2人のうち片方でも感染していると、すぐにうつるから。それに、アレコレやっているうちに、性器の方にもうつるから。両方やれ。


◯ 咽頭感染と性器感染の関係

一般に、性器に感染したクラミジアが体内を通って、のどに感染することはありません。その逆に、のどのクラミジアが体内を通って、性器に感染することもありません。と・こ・ろ・が!実際は、パートナーとの性交渉によって、両方感染してしまうケースが非常に多いのです。例えば…、そうですね。

  • 性器クラミジア感染者をフェラ→自らの咽頭に感染→相手とディープキス→相手の咽頭にも感染
  • 咽頭クラミジア感染者がクンニ→相手の性器に感染→相手と本番行為(膣性交)→自らの性器にも感染

というように、最初は「性器だけ」「のどだけ」だったものが、いつしか「のどにも」「性器にも」になっているのです。ふと気付けばダブル感染している、そういうケースが非常に多いのです。そんな訳で。クラミジアは性器だけ検査・治療して安心…、にはならないのです。特に、のどの方は(性器の方以上に)無症状であることが多く、見落としがちです。そのためか。性器の方は治療したけど、のどの方に残っていたから、結果的にピンポン感染してしまった…。そんなケースもちょくちょく出てきます。よって結論。クラミジアは2人一緒に検査しましょう、性器ものども検査しましょう。以上。

 

3. 性病は自覚症状に乏しく、安心できない!

性病のある意味一番おそろしいところは、感染しても自覚症状のない場合が多い、というところです。

だって、そうじゃないですか。誰だって、ちんこから黄色い膿が出ていたり、まんこが灼けるように痛かったり、全身に赤い発疹が出ていたりすれば、病院へ行くじゃないですか。さすがに、まぁいいか、放っておこう、とはならないじゃないですか。

ところが、自覚症状がないとなると、そうもいかない。何せ、自分が性病にかかっていること自体、分からないのですから。どうしようもないですよね。(性病感染を)分かっていれば手が打てる、分かっていなければ手が打てない、という単純な話です。

性病のおそろしいところは、この“分からない”の割合がめちゃくちゃ高いところです。そのために、適切な手が打てないところです。実際、性病は無症状の割合が高いですから。気付かぬうちに2人とも感染している、というケースはよくあります。自分は症状があっても、パートナーは無症状、その逆もまた然りですので。症状がないからといって、安心はできないのです。実際、油断していると…。先ほど述べた、ピンポン感染のような残念な事態になる訳ですね。あぁ残念。

 

◯ こんなにあった!無症状率が高い性病

では、実際に自覚症状が出にくい性病には、どんなものがあるの?という話ですが。主として、次のようなものが挙げられます。

1) 性器クラミジア

〈無症状率〉男性:50% 女性:80%

まずはクラミジア。日本で最も感染者数の多い性病ですね。感染しても無症状であることが多く、女性にいたっては8割以上が無症状です。症状があっても、大して痛みなどはありません。しかし、不妊症の原因になったり、HIVなど他の性病の感染率が上がったりと、油断はできません。先ほど述べたように、ピンポン感染もしやすいです。 

2) 性器淋菌(淋病)

〈無症状率〉男性:10%未満 女性:80~90%

次は淋菌(淋病)。クラミジアに次いで感染者数の多い性病です。男性の場合、黄色い膿が出たり、激しい痛みが出たりするので分かりやすいですが。女性の場合は、無症状であることがほとんどです。そのため感染しても、放置してしまっている人が多数…。クラミジアとのダブル感染にも要注意です。

という訳で。日本における感染者数トップ1・2の性病で、無症状率が高いんですよねぇ…。よりにもよって。

3) 咽頭クラミジア/咽頭淋菌(淋病)

〈無症状率〉男性:80%以上 女性:80%以上

クラミジア・淋菌といえば、(性器だけでなく)「のど」にも感染することでおなじみです。しかし、その多くは無症状で、感染しても気付くことは少ないです。それに、もし症状があったとしても、風邪と似たような症状しか出ません。そのため検査をしない限り、見分けがつかないのです。のどの性病は、風邪薬を飲んでも治りませんので。ちゃんと検査しましょう。

4) HIV感染症(AIDS)

〈無症状率〉男性:50% 女性:50%

ついに来ました、恐怖の性病エイズ(AIDS)ですね。今の時代、エイズは早期に発見できれば、すぐに生命に関わるようなことはないのですが。問題は、この“早期に発見できるか”にかかっている訳でして…。

何と、エイズの初期症状が現れるのは、感染者の約半数しかいないのです!ということは、残りの約半数は無症状。数年~十数年後、ある日突然発症するまで、気付くチャンスはないのです。その上、初期症状は出たとしても、インフルエンザとよく似ていて見分けがつきません。症状だけで「あれ?エイズかな?」とはなりません。そのため、ある日突然発症するまで、見逃してしまう人も多いのです。

これこそが、エイズの最もおそろしいところだと言えるでしょう。という訳で。感染のおそれのある行為をしたら、ちゃんと検査をすること。それが何よりも大事です。

5) 梅毒

〈無症状率〉第1期(感染初期)男性:20~40%以上 女性:20~40%以上

近年、感染者数が急増していることで話題の梅毒も、自覚症状の出にくい性病の1つです。梅毒の症状には、感染初期の第1期から末期の第4期まで、大まかに4つの段階があるのですが。このうちの第1期(感染初期)は、自覚症状が出にくく見逃されやすいのです。

梅毒の第1期の症状としては、感染部位(陰部や口内など)に大豆ほどの大きさ(5~20mm程度)の赤く硬いしこりができます。しかし、特に痛みなどはなく、しこり自体も2~3週間ほどで自然に消えてしまいます。そのため症状があっても、意外と見逃されやすいのです。さらにさらに!しこりが膣内や肛門内にできた場合は、見つけにくいです。発見しにくいです。そんな訳もあって…。第1期で気付けるかというと、ちょっと微妙なところです。それに…。そもそも、第1期は自覚症状のない方も少なくないですからね(男女とも、2~4割以上は無症状)。

【補足】
ちなみに、第2期(感染中期)は全身に症状が出るので、大半の人は気付きます。しかし、第1期での治療と比べると、治療期間が長引きます(第1期では2~4週間程度、第2期では4~8週間程度)ので、やはり第1期のうちに発見した方がいいです。

このように、【感染者数の多いクラミジア淋菌】【感染すると影響の大きいHIV梅毒】が自覚症状に乏しい訳ですから。性病というのは非常にやっかいなのです。2人のうち1人でも感染していたら、当然ながら、もう1人にも感染のおそれがありますので。症状がなくても2人一緒に検査する、このことが何よりも重要なのです。

 

4. 交際中や結婚・妊活前のブライダルチェックも選択肢

交際中結婚前、妊活前など節目のタイミングで、2人一緒に性病検査を受けるのもいいでしょう。いわゆるブライダルチェックですね。

neetland2.hatenablog.com

実際、後々(性病感染が)発覚してトラブルになるよりは、絶対にいいかと思います。それに…。性病検査キットで検査する場合は、「カップル割引」「ブライダル割引」でちょっと安くなりますよ。2人の永い将来のためにも、(検査を)受けておいて損はないと思います。

 

◯ 性病検査なら、GMEの性病検査キットがおすすめ!

性病検査といっても、病院で受けたり、保健所で受けたり、いろいろな方法がありますが。そのなかでもおすすめなのが、ネットで買えて自宅で検査ができる「性病検査キット」です。この方法なら、わざわざ病院へ行かずとも性病検査ができます。検査の流れをザッと説明すると、大体こんな感じ…。

・Amazonのようにネットで買う
  ↓
・検査キットが家に届く
  ↓
・説明書を見ながら、自分で検体を採取する(難しくないよ!)
  ↓
・業者に検体を送り返す
  ↓
・検査結果が届く(大体、ネット上で見られる)

GMEの自宅でできる性病検査キット、リンクはこちら(↓ ↓ ↓ )

性病検査


どうです、簡単でしょ?それに…。性病検査キットには、

  • 検査費用が病院より安い
  • 検査結果が病院より早く分かる
  • 「カップル割引」「ブライダル割引」が使える!

など、メリットがたくさん!これを機に、2人で検査を受けてみましょう。

それで…。そのなかでも、特におすすめなのが「GME医学検査研究所」の性病検査キットです。GMEは業界最安値水準、業界最速水準の検査キット業者で、検査の品質にも定評があります。お二人の将来のためにも、一度利用してみてはいかがでしょうか?

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性病の郵送検査